「UNLHA32.DLL」「UNARJ32.DLL」等に脆弱性、修正版が公開される

「UNLHA32.DLL」「UNARJ32.DLL」等に脆弱性が発見され、修正版が公開されている。
使ってる方々はアップデートを忘れずに!

定番圧縮・解凍DLL「UNLHA32.DLL」「UNARJ32.DLL」などに脆弱性、修正版が公開
他ソフトに同梱されている場合もあるので、導入の有無やバージョンを確認しよう

 定番の圧縮・解凍用DLL「UNLHA32.DLL」などの作者として知られるMicco氏は10日、同氏が開発している圧縮・解凍用DLL「UNLHA32.DLL」「UNARJ32.DLL」および圧縮・解凍ソフト「LHMelt」に、ヒープオーバーフローの脆弱性が存在することを公表した。また同日、当該の脆弱性を修正した各ソフトの最新版を公開した。

 最新版のバージョンは、「UNLHA32.DLL」がv2.62a、「UNARJ32.DLL」がv1.10a、「LHMelt」が1.61b となっている。いずれもWindows 95/98/Me/NT 3.5/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/VistaおよびWindows 3.1用のWin32s環境に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。また、「UNLHA32.DLL」「UNARJ32.DLL」は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

Hacking: 美しき策謀 ―脆弱性攻撃の理論と実際

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