「エルマーク」制度の運用を開始
「エルマーク」制度の運用を開始したらしい
日本レコード協会(RIAJ)は19日、レコード会社が許諾した音楽配信事業者を識別するための「エルマーク」制度の運用を開始した。正規の音楽配信サイトにエルマークを表示することで、ユーザーが正規配信と違法配信を区別できるようにし、違法配信による損失に歯止めをかけることが狙い。
ユーザーが正規配信と違法配信を区別できるようにし
この部分について、利用者は、正規配信であることは認識できるが、違法配信かどうかは認識できない。
「エルマーク」が表示されてないからと言って、違法配信とは限らないしね。
なので、あまり現状から代わらないような気がする。
また、違法配信サイトで偽装「エルマーク」を表示しておいてもらえば、「ダウンロード違法」と成った場合でも、利用者は違法とは成らないし。
「日本違法サイト協会 ブログ」さんの記事
ただし、その目的の実現のためには、現状はあまりにも不充分であり、仮にこのマークの導入をもって、私的録音録画小委員会などで権利者が主張する「適法かどうかを識別するマーク」であると主張するのであれば、その主張は笑止千万であることも合わせて主張します。
概ね同意です。
ただ、何が適法なのか?と言う主語が全くないのがそもそもの問題。
「エルマーク」は何に対して発行されるのかがよく解らん。
社団法人日本レコード協会(RIAJ)が発行機関となり、エルマークの使用許諾条件を満たしたレコード音源等の配信サイト運営事業者に発行します。
これ↑を見ると、「エルマーク」は「配信サイト」に対して発行されると言っているが、
Q マークがないサイトは全て違法配信サイトですか?
A このマークは、レコード会社との契約によって配信されているレコード(CD)音源や音楽ビデオなどに表示されるマークですので、それ以外のコンテンツは原則として対象となっておりません。
こっち↑では、「エルマーク」は「レコード(CD)音源や音楽ビデオなど」個別に表示される様な表現だし。
「それ以外のコンテンツは原則として対象となっておりません。」と言っている以上、コンテンツ毎に発行しないと意味無いよね。。。